自民党副総裁として地位と影響力を維持し、高市政権を後ろ盾として支えるのが麻生太郎氏(86)だ。
政治資金による長年の豪遊ぶりは前号で報じた通りだが、その先に麻生氏が描いているのは“世襲計画”である。
「週刊文春」は10月8日号で、麻生氏の資金管理団体「素淮会」の政治資金収支報告書を2024年分までの約20年分にわたり精査。親密な女性の会社に政治資金約8000万円を支出していた事実、クラブや料亭に近年まで支払いを続けている事実を報じた。
そこからは、政治資金の使途として適切なのかという疑問と共に、最近まで夜の盛り場で意気軒昂に振る舞う麻生氏の姿も浮かび上がった。
一方、かつての矍鑠とした足取りは、どこか緩やかになったとも言われる。
「長時間の国会審議がある日を除けば、麻生氏が議員会館や党本部に滞在する時間は合わせて3時間ほどに留まる。かつて『麻生節』とも称された独特のべらんめえ口調を耳にする機会も減りました」(自民党関係者)
政界最高齢の86歳を迎え、否が応でも意識せざるを得ないのが、後継者問題である。
「麻生氏は後継者を赤の他人から選びたくない。華麗なる一族『麻生家』の系譜から代々政治家を輩出しており、同じように“世襲”で継がせたい思いが強いのです」(政界関係者)
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source : 週刊文春 2026年10月15日号
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