なぜ、86歳の老政治家がこれほどの権勢を振るっているのか。その核心こそ、盛大に行われてきた派閥パーティでの荒稼ぎだ。今年に入り、ますます勢力を拡大させ、睨みを利かせ続けている。その実態を徹底取材すると――。
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“闇将軍”は、肥大化した自らの派閥で高笑いを重ねていた。
10月21日の昼下がり、衆議院第一議員会館の会議室に、自民党の麻生太郎副総裁(86)が率いる派閥「志公会」(麻生派)の面々が顔を揃えた。行われたのは、熊本地震の影響で延期された派閥の夏季研修会。総勢約60人のうち9割前後の議員が参加し、結束を深めていたという。

翌22日昼には、派閥の定例会合で「勉強会ができることが政策集団としての真骨頂」などと力説した麻生氏。そして最高級のスーツに身を包んで、得意げにこう言い放った。
「高市政権発足から1年となった。この1年、日本は間違いなく明るくなった」
スーパーのレジでため息をつき、終わりの見えない物価高に苦しむ国民生活のどこが「明るくなった」のだろうか。だが、そんな懸念はお構いなしにこう続けるのだった。
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source : 週刊文春 2026年11月5日号
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