時に怒り、時に涙を浮かべ、記者会見に臨んだGMOの熊谷社長。なぜセキュリティ事業に関わりながら、サイバー攻撃を防ぐことができなかったのか。問題の根幹を貫くのは、グループ150社超を束ねるトップの経営姿勢だった。
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▶被害発表当日に美女2人に囲まれシャンパンパーティ写真
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皇室の伝統行事も執り行われる明治記念館。10月21日、その迎賓館は、華やかな装いに身を包んだ紳士淑女たちを迎え入れていた。
豪華絢爛なガラディナーを彩るのは、作曲家・千住明氏が手掛けた楽曲に、有名ホテルシェフらの特別コース料理。参加者のグラスに次々と注がれていくのは、宴の主役、高級シャンパーニュの数々である。
〈第15回叙任式-Grand Chapitre de Tokyo 2026〉
パーティ会場には美女を両脇に従え、「お客様に一番素晴らしいサービス」を意味する人差し指を立てたポーズの男性の姿があった。シャンパンゴールドのタキシードが目立つGMOインターネットグループ(以下、GMO)創業者、熊谷正寿社長(63)だ。
この日は折しも、早朝に同社子会社のサービスに不正アクセスが検知されたと発表したばかりだった。個人情報や資産が抜き取られていく――。ユーザーの悲劇は、グループの総帥が高級シャンパーニュと美女に酔いしれていたまさにその時間、起こっていたのだ。
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source : 週刊文春 2026年11月12日号
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