お膝元の横浜市長選(8月22日投開票)で、最側近だった小此木八郎氏が惨敗した菅義偉首相。ANNの世論調査(21、22日実施)では内閣支持率が25.8%まで急落した。
自民党の平将明衆院議員(当選5回)はこう語る。
「最近では菅首相がコロナ対策を頑張れば頑張るほど、支持率が落ちているように見える。衆院選を控えた若手には恐怖でしょう」
ついに、党内から上がり始めた「菅では“選挙の顔”にならない」との声。だがこれに対し、首相は、
「選挙に弱いヤツが言っているだけだろ」
と、反論しているという。実は、こうした強気な姿勢の背景には、自身を“ゴリ押し”する大物たちの存在もある。
「市長選の厳しい見通しが伝えられていた8月18日、麻生派の佐藤勉総務会長が20分ほど首相と面会。これに先立ち、麻生太郎副総理は佐藤氏に『俺は総理を支える。安倍さんも同じ考えだ』と伝え、佐藤氏はそれを同期の間柄でもある首相に話しています」(官邸関係者)
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source : 週刊文春 2021年9月2日号