かつて秘書への暴言で世間の注目を一身に浴びた、元衆議院議員の豊田真由子氏(47)が、過熱する報道の渦中にいる人間の心理を語る。

会見を終え新居へ向かう2人

 今回のご結婚に懸念を示す声の多くは、国民が眞子さんを心配し、また「敬愛される皇室であり続けて欲しい」との強い思いに基づくものだと思います。

 皇室は長年に亘りベールに包まれていましたが、戦後「開かれた皇室」を目指され、時代も変化し、国民の目に晒されることとなりました。それは時として、皇室の方々を強く悩ませることにも繋がりました。

「事実に基づかない批判が、繰り返し許される社会であって欲しくはありません」

 かつて上皇后さまは、バッシング報道に苦しみ、失声症になられた後、こうおっしゃられました。

 民間から皇室に嫁ぎ、常に国民に寄り添ってこられた上皇后さまが、ここまでおっしゃったその苦悩の深さに、衝撃を受けた方も多かったと思います。

 今回の眞子さんの会見での発言からは、「世の中は敵ばかり、私たちは理解してもらえない」という強い孤独の中にいらっしゃるように映りました。だからこそ一層、信じ合えるお互いにのみ依拠して、突き進んでいかれたように思えます。

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source : 週刊文春 2021年11月11日号