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「ガン細胞はない」1年間放置された東関の身体は病魔に蝕まれていた

東関親方「希少ガン闘病記」完全版(前編)

「週刊文春」編集部

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 結婚してくれてありがとう。娘を授けてくれてありがとう。あなたと出会えて本当に幸せでした。いつまでも愛しています――。

 妻がそっと耳元に語りかけた。ベッドに横たわる夫は、か細く息を響かせるだけで、もう何も応えてはくれない。それでも、妻の想いは、きっと彼の胸に届いていたことだろう。

 2019年12月。その日、東関親方こと佐野元泰氏(以下、東関)は、入院先の病院から我が家へと搬送されていた。自宅で最期を看取るためだ。1年前にガンが判明。闘病を続けてきたが、もはやいつ呼吸が止まってもおかしくないところまできていた。

「もう苦痛は感じていないと思いますが、耳は聞こえています。話しかけてあげてください」

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source : 週刊文春 電子版オリジナル

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