小誌は4月7日発売号で、NTTの澤田純社長(66)が会長に、島田明副社長(64)が社長に、6月下旬の株主総会で昇格するトップ人事を報道。5月12日、NTTも正式に発表した。
「実権は、26年ぶりの代表権を持つ会長になった澤田氏が握り続けると見られます。一方、島田氏は人事制度改革などを担う予定です」(経済部デスク)
島田氏は一橋大商学部卒業後、81年に旧日本電電公社に入社。グループの出世コースと言われる労務畑を主に歩んできた。
同じ労務畑出身の三浦惺顧問(第六代社長)が語る。
「彼は何でもオーソドックスにこなす人。米国にもヨーロッパにも赴任していたし、(NTT)東も西も経験している」
一方で、あるOBは別の横顔に注目する。
「調整役としての手腕が評価されており、政治周りも得意です」
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source : 週刊文春 2022年5月26日号