▶︎要介護リスク28%減「シャワー」だけは×
▶︎「湯温37度」に炭酸入り入浴剤で楽になる
▶︎冷房28度で「風呂上り」は急に冷やさない
75歳以上にとって、家庭内で「最も危険な場所」をご存じだろうか。
それは“風呂場”である。
厚生労働省の「人口動態調査」を基に消費者庁が作成した資料によると、人口10万人あたりの「浴室での死亡者数」は、70〜74歳の男性の場合10・1人、女性は6・1人。ところが75〜79歳になると男性18.0人、女性15.8人に跳ね上がるのだ。
風呂場で起きる「死に直結する事故」は、浴槽での意識障害や洗い場での転倒、そして、外気との急激な温度差によって心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす「ヒートショック」が主なもの。
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source : 週刊文春 2022年7月14日号