〈当時16歳で浴びるほどのお酒を飲ませられ、お客さんとお風呂入りという名の混浴を強いられた(全力で逃げたけど)〉
元舞妓の女性が男性客と飲酒する写真とともにこんなツイートをしたのは、6月26日のことだった。

そもそも舞妓とは、芸妓を目指して修業する主に15歳から20歳までの女性を指す。多くは中学卒業後から置屋に住み込んで芸事を学び、実力がつけばお座敷で舞などを披露。年季期間が明ければ、芸妓として独立することになる。
「観光庁や京都府は、そんな舞妓文化を訪日観光客にアピールしてきました。公益財団法人『京都伝統伎芸振興財団』が舞妓の募集を手掛け、文化庁も昨年、関連団体に文化芸術振興補助金1500万円を出しています」(京都府関係者)
そうして欧米にも広く知れ渡った舞妓文化の“裏側”を明かしたのが、今回の告発だった。〈個室で裾を広げられてお股を触られたこともあります〉〈私は5000万円で処女を売られそうになった〉などとセクハラや売春にも言及。後藤茂之厚労相も定例会見でこの問題を問われるなど、大きな波紋を呼んでいる。
告発したのは、ツイッター上で「桐貴清羽」と名乗る女性だ。衝撃的な内容に「闇が深い」との意見が相次ぐ一方、匿名だけに本当に元舞妓なのか疑義を呈する声も一部で出ている。

果たして世間を揺るがす「舞妓の真実」とは、どのようなものなのか――。
初月99円 または 初年度9,999円
でこの続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
キャンペーン終了まで
7日10時56分56秒
-
月額プラン
1カ月更新
99円/初月
5月7日㊌ 10:00までにお申し込みの方限定 通常価格95%OFF
2カ月目から通常価格2,200円
期間限定
-
年額プラン
1年更新
およそ833円/月
5月7日㊌ 10:00までにお申し込みの方限定 通常価格の半額以下
期間限定
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

source : 週刊文春 2022年7月14日号