「舞妓の真実」カネ、男、契約…“未成年飲酒” “混浴強要” 告発

「週刊文春」編集部
ニュース 社会

〈当時16歳で浴びるほどのお酒を飲ませられ、お客さんとお風呂入りという名の混浴を強いられた(全力で逃げたけど)〉

 元舞妓の女性が男性客と飲酒する写真とともにこんなツイートをしたのは、6月26日のことだった。

18歳未満でもお座敷に出る

 そもそも舞妓とは、芸妓を目指して修業する主に15歳から20歳までの女性を指す。多くは中学卒業後から置屋に住み込んで芸事を学び、実力がつけばお座敷で舞などを披露。年季期間が明ければ、芸妓として独立することになる。

「観光庁や京都府は、そんな舞妓文化を訪日観光客にアピールしてきました。公益財団法人『京都伝統伎芸振興財団』が舞妓の募集を手掛け、文化庁も昨年、関連団体に文化芸術振興補助金1500万円を出しています」(京都府関係者)

 そうして欧米にも広く知れ渡った舞妓文化の“裏側”を明かしたのが、今回の告発だった。〈個室で裾を広げられてお股を触られたこともあります〉〈私は5000万円で処女を売られそうになった〉などとセクハラや売春にも言及。後藤茂之厚労相も定例会見でこの問題を問われるなど、大きな波紋を呼んでいる。

 告発したのは、ツイッター上で「桐貴清羽」と名乗る女性だ。衝撃的な内容に「闇が深い」との意見が相次ぐ一方、匿名だけに本当に元舞妓なのか疑義を呈する声も一部で出ている。

舞妓の実態を告発(桐貴さんのツイッターより)

 果たして世間を揺るがす「舞妓の真実」とは、どのようなものなのか――。

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source : 週刊文春 2022年7月14日号

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