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山上徹也 母69歳 “洗脳” 家族崩壊の履歴書

「週刊文春」編集部

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 衝撃の元首相暗殺から2週間。山上徹也の供述からは、母が帰依し、一家の財産を全て注ぎ込んだ統一教会への憎悪が伝わってくる。裕福だった家庭、京大卒エリートだった夫……何が母の人生をここまで狂わせたのか――。

 

▶建設会社の社長令嬢お見合い一目惚れされて結婚

▶28年前実父は包丁を持ち出して…

▶実父孫3人に土下座「出て行ってくれ」

▶「霊がさまよっている」韓国で不動産購入計画

▶マンション管理人月収8万でも統一教会に寄付

▶銃撃直後娘とタクシーで奈良から大阪へ

山上容疑者

 山上徹也容疑者(41)が安倍晋三元首相を銃撃してから約2時間後の7月8日、午後1時半。現場とは逆側の奈良・大和西大寺駅南口付近で、山上の4歳下の妹はタクシーを拾い、母・A子さん(69)が一人で暮らす家へと向かった。

凶弾に倒れた安倍氏

 既に荷物をまとめていたA子さんは、すぐさま乗り込み、行き先を告げるとその後は無言で車に揺られ続けた。目的地に着いたのは約1時間後。二人を迎え入れたのは大阪府内に住む山上の伯父(77)だった。

「テレビで事件を知って、すぐに徹也の妹に連絡を入れたんや。『A子を連れてウチに来い』って。マスコミに追い掛け回されることになるんは、目に見えてましたから」

 以来、A子さんは一歩も外に出ることなく、伯父宅の2階で過ごしている。

「疲労困憊で寝てます。事件の話もしてません。ボソボソと、そばで聞いていても分からんような小さな声で話していますから。謝ってはいますけど、統一教会のことは今でも信じていて『私が入信したことは、徹也に影響していない』って言うてましてね。浮世離れしとるわけです」(同前)

 事件後、口をつぐみ続ける山上の母は、いかにして統一教会に“洗脳”されていったのか――。

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source : 週刊文春 2022年7月28日号

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