大学サッカー界の名門・順天堂大学蹴球部(サッカー部)の堀池巧監督(57)がパワハラをしているとの訴えが選手たちから上がり、大学側が調査に乗り出していることが「週刊文春」の取材でわかった。現在、堀池氏は試合の指揮などの監督の職務から外れている。
元日本代表DFの元で起こった異常事態
関東大学サッカーリーグ1部に所属する順大サッカー部は、数多くのプロサッカー選手を輩出した名門だ。
「過去に全日本大学サッカー選手権大会で3度優勝している。“天才レフティ”名波浩や、現在スコットランドのセルティックで活躍する旗手(はたて)怜央など日本代表も多い」(スポーツ紙記者)
同部を2014年から率いているのが、OBの堀池氏である。清水東高校時代は長谷川健太、大榎克己と共に「清水東三羽烏」と呼ばれ、後に清水エスパルスで活躍。ドーハの悲劇も経験した元日本代表DFである。かつてサッカー番組『やべっちF.C.~日本サッカー応援宣言~』(テレ朝系)にも出演していた。
その堀池氏の下で今年、異常事態が起こっている。
「今夏、有力選手を含む選手数人が練習に参加できなくなり、トレーナー2人もチームを離れてしまいました。高校時代までJリーグユースに所属し、将来Jリーグ入りを嘱望された1年生のA君も退部してしまったのです。戦力もダウンし、チームはリーグ戦で12チーム中11位と低迷しています」(サッカー部OB)
一体、何があったのか。大学関係者が打ち明ける。
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source : 週刊文春 2022年10月20日号