勝ったら自分のおかげ、負けたら他人のせい。いやあ、見事に勝手で責任逃れ。アメリカ中間選挙で、共和党が予想外に伸び悩んだ結果になった途端、トランプ前大統領は手のひら返しをしました。
中間選挙の開票が11月8日(現地時間)に始まり、共和党候補の当選が次々に報じられると、トランプ前大統領は“トランプ御用放送局”と揶揄されるFOXニュースのインタビューに答え、「我々はとてつもない成功を収めた」と語りました。
ところが開票が進むにつれ、共和党の票が伸び悩み、民主党の善戦が明らかになってくると、今度は一転、共和党上院の院内総務ミッチェル・マコネル氏の責任だと非難し始めます。彼のことを「ポンコツ」呼ばわりする始末です。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2022年12月1日号