「みんながいるから仕事ができる。どうかもう一度考え直してください」
12月2日夕刻、衆議院第一議員会館6階の事務所で、居並ぶ秘書たちに深々と頭を下げたのは西村康稔経済産業大臣(60)である。
小誌は、秘書が次々と西村氏のもとを去っていく事実を再三報じてきた。
経済再生相時代の昨年2月には、役所から派遣された事務秘書官4人が相次ぎ交代。大臣退任後の昨秋から今年6月末までの間には、事務所の秘書7人が辞職。今年8月に経産相に就くと、政策秘書A氏を大臣秘書官に起用したものの僅か2カ月で交代。
「西村氏はワーカホリックで、思いつきのように、夜中の2時、3時までメールで指示を出すので秘書の気持ちが休まりません。昨年2月に文春で秘書官の150日連続勤務が報じられた後は午後6時半までに業務を終えることになりました。しかしその6時半の直前、西村氏は夜の会食に向かう途中の車から『これから会う人の資料、メールして』などと無茶な要求をしてくるのです」(自民党関係者)
公私混同の仕事もある。
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source : 週刊文春 2022年12月15日号