「新聞、テレビと“ドーハの奇跡”を大々的に報じていますが、うちの社は日本の決勝トーナメント進出を素直に喜べない状況です」
こう明かすのは、毎日新聞の関係者だ。
「カタールで取材する記者は、外は暑いのにメディアセンターやホテルは冷房が効きすぎて寒いため、『これでは風邪を引いてしまう』と嘆いています」（同前）
だが、もっと寒い状況が。
「実は、日本がドイツ、スペインという強豪国と戦う“死の組”に入ったため、『どうせグループリーグで負けるだろう』と見込んで、本番前に取材体制の縮小を決めていたのです」（同前）
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source : 週刊文春 2022年12月15日号
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