半世紀にわたり、その時代を生きる人々、自然の生命力を捉えてきた藤原新也。250点を超える作品が東京・世田谷美術館に集い、“祈り”の物語を織りなす。
東京・世田谷美術館で「祈り・藤原新也」展が開催中だ。
写真とエッセイで構成された『インド放浪』『メメント・モリ』などで知られる藤原新也の、初の大規模回顧展となる。
「過去作には興味がなかった。表現者は『いま』をどう捉えるかが勝負ですから。でも、声をかけてくれた縁を大事にしたくて、話を受けた。以来、3年を費やして構成を考え抜きました」
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source : 週刊文春 2022年12月22日号