2018年にシンガーソングライターとしてデビューし、SHINeeに『I Say』を楽曲提供。20年、大人気ドラマ『梨泰院クラス』の主題歌『はじまり』を透明感ある声で歌い上げ、韓国のみならずアジア各国で知名度が急上昇。Gahoが音楽を志したきっかけは、実は日本のあるミュージシャンで――。
撮影 アンディ・チャオ
ヘア Chika Keisuke
メイク NAO YOSHIDA
スタイリング 小山田孝司
韓国の大ヒットドラマ『梨泰院(イテウォン)クラス』がNetflixによって全世界に配信されたのは2020年の3月。
日本でも中毒者が続出したが、そのブームの牽引役として一役買ったのがシンガーソングライターのGaho(ガホ)(25)である。同ドラマの主題歌として彼が歌った『はじまり』は韓国の全ての音楽サイトで1位を獲得。中国、ベトナムでもK-POPチャート1位を記録した。
「最初、知り合いのプロデューサーたちに試作の曲を歌ってみてほしいと頼まれたんです。その場で音楽のキーとかを合わせていったらすごく楽しくなって、そのまま本格的に歌い、3時間でレコーディングを終えてしまいました。韓国にはソロで活動するアーティストがあまりおらず、シンガーソングライターとして、どう認知度を上げていこうか考えていたところだったので、OST(サントラ)の参加で、こんなにスムーズに運ぶとは思いもしませんでした。ただ、『はじまり』はそれくらい僕にマッチした曲でもあったんです」
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2022年12月29日号