ラッパーのカニエ・ウェスト(法的にはイェに改名したが)は、相次ぐユダヤ人差別発言のためにアディダスから契約を切られ、15億ドル(円じゃないよ、ドルだよ)のビジネスを失ったが、さらに反ユダヤ発言の上塗りを続けている。
11月22日、カニエはトランプ前大統領に面会を求め、フロリダ州にあるトランプの別荘、マール・ア・ラーゴに招かれた。トランプは次期大統領選に出馬すると宣言したばかりなので、パブリシティのために会っておこうと思ったのだろう。ところがカニエは自分が大統領候補になるからトランプに副大統領候補としてサポートしてくれと持ちかけた。当然断られた。アホですね。
しかも、カニエはニック・フエンテスという24歳の青年を連れて行った。悪名高い白人至上主義運動家だ。
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source : 週刊文春 2022年12月29日号