日本人の約1300万人が悩んでいるとされる骨粗鬆症。特に高齢女性が発症する事が多く、70代で4割、80代で6割強が、発症しているとされる。

　骨がもろくスカスカになる事で転倒や骨折のリスクは飛躍的に高まってしまう。骨折は、その後の寝たきり生活や認知症発症に直結する。

　その対策として最も簡単なものが、骨の原料となるカルシウムを多く含む牛乳を飲むことだ。

「牛乳は良質なカルシウム源として世界中の多くの食事ガイドラインで摂取を推奨されています。骨粗鬆症予防には1日あたり700～800㎎のカルシウムが必要とされます。牛乳コップ1杯（200㎖）が含むカルシウム量は約230㎎です」（ひまわり医院の伊藤大介院長）

　1日「コップ3杯の牛乳」が骨を強化してくれることになる。さらに牛乳の健康効果はそれだけではないという。

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