寿命を延ばす食品 10
▶ひと缶が認知症に効果あり
過度なアルコール摂取は、肝機能障害、高血圧、糖尿病、痛風、心疾患など、万病の元となる。大前提として、「適度な酒量」を心がけるべきだ。
一般的に適量とされる1日の酒量は、ビールなら中瓶1本(500㎖)、日本酒1合(180㎖)と言われる。
赤ワインが体に良いと指摘するのは、しまだ循環器・糖尿病内科クリニック島田健永院長だ。
「赤ワインは、心臓にある血管の血流を増やし、心筋梗塞など心臓病の予防に効果がある。高齢世代であれば、1日2杯~3杯程度で良い。おつまみは高血圧を予防し脂肪の蓄積を抑えるチーズが良いでしょう」
仏・ブルゴーニュ大学の研究では、昼と夜に1杯ずつ1日約250㎖の赤ワインを飲んだ人は、水だけを飲んだ人に比べ、血液中の悪玉(LDL)コレステロール値が18%落ちていたという。何が体に良いのか。
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source : 週刊文春 2023年1月5日・12日号