日本銀行が長期金利の上限を引き上げたというニュースが流れ、住宅ローンの金利が上がることがニュースになりました。これは、どういうことなのでしょうか。
今回のきっかけは、去年12月に日銀が長期金利の変動幅をプラスマイナス「0.25%」から「0.5%」に引き上げたことです。
これまで日銀は、景気を回復させようと、金利をほとんどゼロの状態にしてきました。金利を低くすれば、企業も人も金融機関からお金を借りやすくなります。そうなれば、企業が資金を借りて新規事業に乗り出したり、個人が住宅ローンを組んでマイホームを購入したりするのではないか。日銀は、こう考えて金利を下げていました。
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source : 週刊文春 2023年2月2日号