慣れた手つきで雑誌を陳列する書店員。だが、なぜか店内には彼の顔写真がいくつも貼られている……。その正体こそ、書店で働きながら1月19日に第168回芥川賞を受賞した佐藤厚志さん(40)だ。
写真は23日、受賞後初めて勤務先の丸善仙台アエル店に出勤した時の様子である。
「小説は人を描くので、色んな人が来る接客業というのが執筆にも役立っています。書店の仕事は出来る限り続けていきたいですね」
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source : 週刊文春 2023年2月2日号