昨年、「silent」(フジテレビ系)やNHKの朝ドラ「舞いあがれ!」などの話題作に次々と出演し役者としてブレイクした「Snow Man」の目黒蓮(25)。その目黒が、TBS金曜22時のドラマの主役を務めることが「週刊文春」の取材でわかった。
『滝沢歌舞伎』での代役出演がきっかけでSnow Manに加入
これまでもドラマ出演に並々ならぬ熱意を持っており、日頃から「話題になるようなドラマに出て、Snow Manに貢献したい」と語ってきた目黒。
「サッカー少年で、中学では入学式からモテたそう。中学2年でジャニーズ事務所入りしますが芽が出ず、20歳の頃には事務所を辞めることも本気で考えたといいます。2017年の『滝沢歌舞伎』での代役出演をきっかけに、滝沢秀明に認められて、2019年にSnow Manに加入して、境遇が一変しました」(芸能記者)
目黒が、俳優として注目を集めることになったのは、木村拓哉と共演した2021年の「教場Ⅱ」(フジテレビ系)だった。
ドラマ「silent」と同時期に朝ドラ初出演
そして、2022年は、目黒にとって飛躍の年になった。10月からフジテレビで始まった「silent」では、主人公・青葉紬(川口春奈)の元恋人で難病「若年発症型両側性感音難聴」を患う青年・佐倉想を好演し大ブレイク。この作品は、民放公式テレビ配信サービス「TVer」で民放ドラマ歴代最多の582万回再生を記録(第4話)。ロケが行われた東京の世田谷代田駅には、「聖地巡礼」にファンが殺到するなど社会現象となった。
さらに、同時期に始まったNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」にも、ヒロイン舞(福原遥)の恋人役で朝ドラ初出演。国際線のパイロットの父と元CAの母を持ち、プライドは高いが繊細な青年・柏木弘明を演じた。物語の中盤で、舞と柏木の別れが描かれると、ファンからは「もう柏木くんの出番はないの?」という書き込みがSNS上にあふれた。
映画でも12月公開の「月の満ち欠け」で、主人公と深く関わる青年・三角哲彦を演じ日本アカデミー賞の優秀助演男優賞、新人俳優賞を受賞、さらにキネマ旬報ベスト・テン 新人男優賞も受賞した。3月には新たな主演映画「わたしの幸せな結婚」の公開も控えるなど、活躍の場を広げている。
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source : 週刊文春 2023年2月23日号