いよいよマスクをはずす日が近づいてきた。

 今や「顔のパンツ」と言われるマスク。それをはずすのは、とても勇気のいることではなかろうか。

 私もその勇気がない。コロナ禍の間に、マスクの下であきらかに口角は下がり、法令線もくっきり。これを大っぴらにするのもなんだかなあ……。実はコロナ禍が始まった頃、ズボラな私は、

「これで化粧をしなくて済む」

 と密かに喜んだものだ。真夏も何ひとつ化粧せず、近くの買物にも行き電車にも乗った。そうしたら頬に大きなシミをつくり、それはまだ消えていない。それを見るたびに大いに反省している。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

  • 3年プラン

    59,400円一括払い、3年更新

    1,650円/月

週刊文春 電子版 PREMIUMMEMBERSHIP 第1期募集中 詳しくはこちら

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

スクープを毎日配信!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 0

  • 0

source : 週刊文春 2023年3月2日号