「『順番が違うだろ』と言われましたけど(笑)」
2月19日、東京競馬場で国内最終騎乗を終えた福永祐一は、レース後に柴田善臣、武豊の2人の先輩現役騎手から花束を贈呈され、そう声をかけられた。27年間のジョッキー人生で、JRA歴代4位の通算2636勝をあげた名手は、3月から技術調教師として来年の厩舎開業に備える。
46歳、全盛期での引退を、「福永騎手らしい」と語るのは競馬ライターの軍土門隼夫氏だ。
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source : 週刊文春 2023年3月2日号