“貴司くん”赤楚衛二が小誌に語る「大学学長の父」「ニーチェ」「福原遥」

「週刊文春」編集部
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「友達や親戚に『観てるよ、おめでとう』と言ってもらえたり、街を歩いていて『貴司』と言われるのがめちゃくちゃ嬉しいです」

 

 小誌の取材にそう語るのは、NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』でヒロイン・舞(福原遥)の幼馴染、梅津貴司を演じる俳優の赤楚衛二(28)だ。

久留美(山下美月)と舞、貴司の幼馴染3人(番組インスタより)

 スポーツ紙記者が言う。

「貴司は古本屋の店主をしながら、短歌を作り続けるという役どころ。2月に入ってからは舞と貴司の揺れ動く心が描かれ、視聴者をやきもきさせた末、ついに20日の放送で結婚することになった。これまでは若者向けの作品が目立っていた赤楚ですが、朝ドラでの穏やかで優しい語り口で主婦層からの人気が急上昇しています」

舞に贈った短歌は〈君が行く 新たな道を 照らすよう 1000億の星に 頼んでおいた〉(番組インスタより)

 そんな赤楚とは一体、どんな人物なのか。急遽、本人に取材を申し込んでみたところ、応じてくれるという。早速、朝ドラ出演に対する反響を尋ねると、冒頭のように「めちゃくちゃ嬉しい」と答えたのだった。

 赤楚は1994年生まれ、愛知県名古屋市で育った。父親は、名古屋学院大学学長の赤楚治之(なおゆき)氏。専門は言語学(英語学)だ。自身も2012年に同大に入学。朝日新聞(17年12月1日付)のインタビューでは、

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source : 週刊文春 2023年3月2日号

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