「昨年6月に判決が出た食べログ訴訟の判決文が、2月になってようやく一般公開されたのです」
そう語るのは都内を中心に全国で32店舗を展開する韓国料理チェーン「Kollabo」の運営会社・韓流村の任和彬(イムファビン)社長である。
口コミで“本音の評価が分かる”というのが謳い文句の日本最大級のグルメサイト「食べログ」。任社長が食べログを運営するカカクコムを訴えたのは、2020年5月のことだった。
「その1年前の2019年5月21日、悪い口コミが増えたわけでもないのに、急に店の点数が下がったんです。グーグルやホットペッパーなどの点数は下がっておらず、食べログだけでこの現象が起きました」(任社長)
Kollabo新宿店は3.51点が3.16点になり、中目黒店に至っては3.51点から3.06点にまで下落。最大で0.45点、平均約0.2点も下がったのだ。
「その結果、売り上げが大幅に減りました。ウチは元々、食べログ経由の売り上げが全体の35%ほどを占めていました。しかし5月21日以降、店舗のPV数が50〜70%下がり、売り上げは月平均約2500万円も落ちたのです。ウチ以外のチェーン店でも点数が落ちているところも見られました」(同前)
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source : 週刊文春