世界で6億7000万人以上の感染者と680万人以上の死者を出した新型コロナ。ここにきてWHOが“救世主”としてきたワクチンの扱いを一転させた。そこで小誌は「もういらない」のか「まだ必要」なのか徹底取材!
▶︎成人は打たなくても死なない、一方高齢者は…
▶︎日本人の4割に抗体「第9波はおそらくこない」
〈WHOでさえ子どもへのワクチン接種が不要だと言っている〉〈ワクチン接種の間違いを認めた〉
世の中にこうした言説が溢れたのは、3月29日のこと。前日、WHO(世界保健機関)がコロナワクチンの接種に関する指針を改訂。その内容が報じられ、瞬く間に拡散したのだ。
新型コロナによる国内の死者数は、約7万4000人(4月4日時点)。この間、強く叫ばれ続けたのが、コロナワクチンの接種である。接種開始から2年余。5月8日からはコロナの感染症法上の位置づけが「5類」に引き下げとなる。ただ接種費用が公費負担となる「特例臨時接種」の期限は24年3月までに延長された。
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source : 週刊文春 2023年4月13日号