統一教会との関係断絶を宣言し、史上初となる質問権行使にも踏み切った岸田首相。国民の8割は教団の解散請求を支持していた。それから約半年。統一地方選や補選の裏側で実は今、事態は大きく変わってきている――。
▶︎事務方トップ 直撃180分「見通しは全く立っていない」
▶︎関連団体幹部「ウチが当落を…」「今も信者」が自民に所属
▶︎韓鶴子“300億宮殿”内部写真 GW合同結婚式に日本人参加
案内されたのは、フロアマップにも記載がない“隠された部屋”だった。
東京・霞が関、中央合同庁舎第七号館にある文化庁。3月に京都の新庁舎での業務が開始し、GW中に職員の大半が現地に移るというだけあって、床は養生シートで保護されている。
小誌記者は4月17日、21日の2日間にわたり、この庁舎を訪ねた。事務方トップである文化庁次長に面会するためだ。だが、通された次長の自室からは、「次長室」という看板が取り外されている。その理由については「お見込みの通りの事情です」と、多くを語らなかった。聞けば、警察に自宅の警備も依頼しているのだという。
厳重な警戒のもとで、彼らが行っている業務。それは、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の解散命令請求に向けた調査だ。
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source : 週刊文春 2023年5月4日・11日号