訪英中の秋篠宮ご夫妻は5月5日昼(現地時間)、在留邦人12人と懇談の場を設けていた。参加者の1人、日英友好親善桜植樹実行委員会共同代表の佐野圭作氏が言う。
「殿下は『桜の苗木はどうされたのですか?』と訊ねられ、私どもの植樹活動を説明しました。『英国中の子どもたちが桜を喜ぶんです』とお伝えすると、紀子さまが嬉しそうに頷かれ、『わたくしのうちにも桜が綺麗に咲きます』と弾んだ声で教えて下さった。戴冠式前日でしたが、身を乗り出すように話を聞いて下さったのが印象的でした」
英チャールズ国王の戴冠式に参列されるため、訪英した秋篠宮ご夫妻。宮内庁担当記者によれば、
「英王室からの招待状は国家元首宛でしたが、代理出席が可能。天皇は慣例で海外王室の戴冠式には参列していないため、天皇に代わって、皇位継承順位第1位の秋篠宮さまが紀子さまとともに出席されました」
ご夫妻が日本を発たれたのは5月4日午前のこと。佳子さまと悠仁さまに見送られ、秋篠宮邸を後にした。
「紀子さまがあれほど溢れるような笑顔を向けられたのは、5年半ぶりではないでしょうか。17年末からの眞子さんと小室圭さんのご結婚を巡る騒動以降、どこか暗い表情が続いていただけに驚きました。普段は会釈だけのことが多い秋篠宮さまも、送迎車の窓を開けて手を振られていた。ご夫妻の訪英に対する意欲を感じました」(同前)
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source : 週刊文春 2023年5月18日号