高齢世代の取得率は7割を超えたマイナンバーカード。ところが、ここに来てカードの利用による住民票や保険証の個人情報漏れが相次ぎ発覚している。「安全、安心」を約束したはずが、なぜこんな事態になってしまったのか。

 

▶保険証 誤入力も問い合わせ先も厚労省天下りの巣窟

▶「安全」を連呼 河野太郎が責任を押し付けた相手

▶他人の住民票発行 富士通は自民党に2億円献金

▶あなたは大丈夫?マイナ個人情報漏れチェック法

 岸田政権肝煎りの政策がいま、揺れている。

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source : 週刊文春 2023年5月25日号