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巨人主砲を生んだ名門高野球部で1000万部費トラブル

「週刊文春」編集部
エンタメ 社会 スポーツ

「今の野球部の運営には、金銭面でも、それ以外にも様々な不安があり、正直、我が子を安心して預けることができません」

 

 こう語るのは、千葉経済大学附属高校野球部員の保護者Aさんである。

 同校は男女共学の私立高校。かつて広島で2年連続MVPに輝き、今は巨人の主砲として活躍する丸佳浩(34)の母校でもある。

昨年も全試合に出場した丸佳浩

「春夏合わせて計5回甲子園に出場を果たしており、丸選手の他にも複数のプロ選手を輩出。ただ、近年は低迷しています」(スポーツ紙記者)

 野球部を現在指揮するのが、松崎将監督(40)だ。

「強豪・山梨学院高校野球部の出身で、20代で千葉経済大附属のコーチに就任。一度山梨学院に戻って野球部長を経験した後、千葉経済大附属に戻り、2021年12月に同校監督に就任しています」(同前)

 その名門野球部でトラブルが勃発したのが昨年6月中旬のこと。原因は2021年度の野球部費の収支報告書だった。報告書は保護者のグループラインで共有され、反対意見もなく無事に承認されたと思われたが、

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source : 週刊文春 2023年6月1日号

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