W不倫疑惑について説明責任を果たさず、倉持氏を政策顧問に迎え、「公私にラインを引く」などと開き直る山尾氏。だが自身の身勝手な言動で一つの家庭を壊した事実にはどう向きあうのか。「せめて息子だけでも返して」。元妻の悲痛な叫びも彼女には届かないのか。

◆ ◆ ◆

 この半年は、私にとって地獄のような日々でした。本当に思い出すのも辛いことばかりです。あの日から半年が経ち、やっと健康状態が回復してきました。今回、全てを明かそうと思ったのは、私の中でまだ解決していない問題が多く残されているからです。

 その中でも私がいちばん深く傷ついたのが、山尾さんが私たち夫婦の寝室にまで上がり込んでいたことでした――。

 本誌が昨年9月14日号で報じた山尾志桜里衆院議員(43)と倉持麟太郎弁護士(35)のW不倫疑惑。民進党代表選を挟んで2人は、週4回彼の自宅マンションや都内のホテルで密会を重ねていた。

「禁断愛」を報じた本誌2017年9月14日号

 この不倫疑惑が原因で、昨年11月末、倉持夫妻は離婚。これまで沈黙を守ってきた倉持氏の元妻・A子さん(34)が、初めて自らの胸中を手記として綴った。

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source : 週刊文春 2018年3月29日号