人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。
“度が過ぎる”と“度が進む”は、似ているが違う。
どちらも物事のほどあいを示す慣用語ではあるが、前者は『人生エロエロ』的に言えば頻度、またはその内容の濃さを示す。特に学生などはそれによって学力の低下は否めず、青春ノイローゼの大きな原因となる。
後者は、メガネ人間なら当然、御存知であろう。視力の低下を示す言葉だ。ぼやけて見えない、見え辛いといった症状。
早目に眼鏡店に赴き、度の合ったレンズと交換すべきであるが、少しくらい見え辛くなったからと言って毎回、替えていると、さらに度を進めることになってしまわないか? そんな、疑念もある。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
キャンペーン終了まで
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
オススメ!期間限定
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2023年6月15日号