4人組人気ロックバンド[Alexandros]。そのボーカル兼ギターが、デビュー以来変わらぬ“感情”と、胸中に生まれたとある“変化”を明かした。
撮影 河本悠貴
(Yoohei Kawakami/神奈川県出身。4人組ロックバンド[Alexandros]の作詞・作曲を担当するVo&Gt。2010年にデビューし、代表曲に「ワタリドリ」「閃光」などがある。ラジオDJや映画コラム執筆、俳優業など近年ではバンド活動以外にも注目が集まる)
この日、[Alexandros]の川上洋平はTOKYO FMの特番『14歳のプレイリスト』でパーソナリティを務めた。14歳の時に聴いた音楽が、その後の音楽の好みに最も色濃く影響を与える――そんな『ニューヨーク・タイムズ』紙の記事に基づき、リスナーの14歳の頃の音楽体験を紹介するプログラムだ。彼はメッセージを読み上げ、リクエスト曲を弾き語り、自身の思い出についても語った。あの頃、僕はシリアにいて、ずっと洋楽を聴いていたと。父の仕事の都合で、小学3年生からシリアで暮らしていた彼を、当時夢中にしたのがイギリスのロックバンド、オアシスだった。
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source : 週刊文春 2023年6月15日号