厚労省のパワハラ担当審議官がパワハラで訴えられた

「週刊文春」編集部
ニュース 社会

「辞表モノだ。今まで何をやってきた! 0点だ!」

 

 4月21日、霞が関の中央合同庁舎第5号館14階の厚生労働省官房審議官室。10人ほどの職員がいる前で、松本圭審議官(53)はそう声を荒げたという。

松本審議官

 職業安定・労働市場整備担当の官房審議官を務める松本氏は、職業安定局で局長に次ぐナンバー2。厚労省担当記者が解説する。

「松本氏は東大法学部卒で1992年に労働省へ入省。労働系の中枢である職業安定局に長く所属し、雇用保険課長、内閣官房社会保障改革担当室参事官を歴任。厚労次官は2013年の村木厚子氏以来、労働省出身者からは出ていませんが、松本氏は3、4代先の次官候補と目されています」

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source : 週刊文春 2023年6月15日号

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