6月23日、民間軍事会社「ワグネル」のエフゲニー・プリゴジン氏による反乱が起こった。戦争がウクライナ側有利に傾くとの観測もあったが、事態は1日で収束。現時点で戦局に大きな変化はない。
ウクライナによる「反転攻勢」は6月4日に開始された。約1カ月を経て、奪還できた領土は130平方キロ。クリミア半島を含むロシア軍占領地は全土の約20%に当たる12万平方キロだから、0.1%にすぎない。すぐにでもメリトポリなど大都市を奪還する、との憶測もあったが、果たされていない。
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source : 週刊文春 2023年7月13日号