コロナ禍のなかファッションの仕事をしていると、トレンドの服にマスク、という合わせに当初大きな違和感がありました。とはいえ当時、マスク着用は必要不可欠で、テレビ出演にも不織布マスクがマスト。しばらくするとあるのがデフォルトになり、外した方が裸を晒すようで不自然に感じるようになったのには自分でもビックリしています。
マスク着用のルールが緩和されてからは、都内では暑さもありマスクを着けない方が多くなりましたが、テレビで海外の式典やスポーツイベントの映像が流れると、随分前から誰もマスクをしていませんでした。これはもちろんコロナ禍に対する考え方や国の対応の違いからくるものなのですが、日本とそれ以外の国での表情の作り方の違いも要因の一つになっています。
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source : 週刊文春 2023年7月13日号