この原稿を書いている時点で内閣改造は9月13日が本命と言われている。雑誌が発売されるころには予想の当たりはずれが分かっているわけだが、それを前に6日付朝刊から、新聞各紙による愚にもつかない「永田町人事だより」が始まった。
首相が改造時期を明言することなく外遊に出たため、毎日は「肩すかし 自民やきもき」「飛び交う臆測『解散騒動』酷似」との見出しを立てた。本文には6月の通常国会会期末にあった衆院解散騒動と雰囲気が似ているというくだりがあるが、あの時大騒ぎしたのは新聞だ。またマッチポンプをやっている。
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source : 週刊文春 2023年9月21日号