7日の会見で、東山とジュリー氏は、性被害者への支援を表明した。ところが、会見直後から雪崩を打つように、スポンサーが続々撤退。ジャニーズは大ピンチに陥ったかのように見えるが……。

 ジャニー氏の性加害について事務所が認め、にわかに被害者への補償についての議論が沸き起こっている。

 記者会見に先立って、元ジャニーズJr.の平本淳也氏(57)が代表をつとめる「当事者の会」は会見を開き、事務所に対して「事実究明・対話救済基金(仮)」の設置を求めた。

 事務所本体だけでなく、ジュリー氏ら取締役個人、さらにテレビ局などメディア各社にも任意で金銭の拠出を要請したのだ。

「ジャニーズ事務所が、一方的に案を発する・講じるのではなく、被害者と対話し、その中から生まれてくる希望やアイディアを汲んでもらいたい」(平本代表)

 そしてジャニーズ会見では、首脳陣が相次いで被害者救済について言及した。

「今回は法を超えて、救済、補償というものが必要だなと思っています」(東山)

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source : 週刊文春 2023年9月21日号