「東山氏自身の口で、言葉が欲しいですよね。台本どおりの内容じゃなくて。あの日、私だって、彼に声を掛けられてるんですから。何が行われているのかわかっているんだから、『帰ったほうがいいよ』とか(言って欲しかった)。小っちゃい声でもよかった。そういう言葉があれば、誰一人被害に遭わなかったんですよ」
9月7日の記者会見でジャニーズ事務所の新社長に最年長所属タレントの東山紀之(56)が就任したことが発表された。
冒頭のように、その会見での受け答えを「台本のあるドラマのように映った」と小誌に語ったのは、元ジャニーズJr.の岡田幸治氏(55)。彼は東山と同時期に原宿のジャニー喜多川氏の自宅、通称“合宿所”に出入りし、ジャニー氏の被害に遭っていた——。
岡田氏がジャニーズ入りしたのは1985年、16歳のとき。定時制高校の1年生だった。
「トシちゃん(田原俊彦)のファンで履歴書を送っていましたが、1年後に『臨時オーディションのお知らせ』という手紙が届いて、テレビ朝日の会議室でオーディションがありました。50人くらい来ていましたね。ジャニーさんから、『立って、1周回って』『うん、いいね、わかった』と言われて。ダンスはなくて面接だけでした」
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 電子版オリジナル