9月上旬からチラホラ出てきたジャケット達。毎年聞いているような気もしますが、今年は(も?)大豊作だそうです。でも確かに、今年のトレンドのキーワードに「進化系オフィスルック」というものがあり、ちょっとオシャレなジャケットスタイルが今、店頭に並んでいます。
では、その「ちょっとオシャレ」ってどういう事? 今季のものは、少しずつデザインが大胆になり、且つコロナ禍以降の働き方の変化で、さらに着やすくこなれた形になっています。例えば、ツイードやチェックの柄ジャケットが、柔らかい素材やショート丈で出ていて、ロング丈のボトムスに合わせるとバランスよく見えるようになっています。ダブルのジャケットも、肩パッドきっちりというよりは「エフォートレス」(気楽に着られる)な素材や体型カバーがしっかりできるロングシルエットになっていたり。何より今季目立つのは、ブルゾンとジャケットの中間のような形のもの。かたい職場には向きませんが、カジュアル感ときちんと感がミックスされ、気軽に羽織れる雰囲気があります。このようにバリエーションが多く、ジャケットをバージョンアップするタイミングかもしれません。
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source : 週刊文春 2023年10月12日号