同一監督による2年連続Bクラスは球団史上初、巨人軍の歴史に汚点を刻んだ原辰徳監督。自らは巨額の報酬を手にし続ける一方、モノ申す部下は斬り捨ててきた。全権監督と呼ばれる男の“裏の顔”に迫った深層レポート。
東京都目黒区。閑静な住宅街の一角に“全権監督”は自宅を構えている。2011年に新築された豪邸は地下1階、地上2階。延床面積は約500平米、土地建物合わせた推定価格は約7億円と見られる。セキュリティも万全で、男の権勢を象徴するような佇まいだ。
10月1日午前、小誌記者はこの豪邸の近くで、監督の携帯を鳴らした。
――もしもし。
「もしもし、原辰徳ですぅ〜! 誰ですか?」
その声は、2日前に飛び出したオーナーの“衝撃発言”に比して、存外に明るい雰囲気だったが……。
◇
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source : 週刊文春 2023年10月12日号