「私は4年間にわたって王将のフランチャイズ(以下FC)店オーナーによる凄まじい暴力と暴言、パワハラに苦しめられました。本社は真剣に対応してくれなかった。近日中に被害届を提出します。警察からは『取り急ぎ捜査をする』と回答をもらっています」
こう告発するのは、現在20代後半のA氏。山口県下関市にある大手中華料理チェーン「餃子の王将」下関長府マリン店の元店長だ。
1967年、京都市・四条大宮で誕生した「餃子の王将」。1974年には「株式会社王将チェーン(現・株式会社王将フードサービス)」が設立され、〈早く、うまく、安く〉のモットーの下で急拡大。現在は全国に732店舗を構え、そのうち190がFC店舗だ。
「2013年には大東隆行社長(当時)が射殺されるという悲劇に見舞われましたが、業績は右肩上がり。コロナ禍で売上高が一時期落ち込んだものの、2023年3月期決算では930億円と過去最高を記録。全国1000店舗を目標に公式アプリのローンチなどデジタル戦略も取り入れています」(経済誌記者)
順調に成長し続けている「餃子の王将」だが、その裏で“衝撃的な事件”が起きていた。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル