山手線目黒駅から徒歩圏内にある閑静な住宅街。コンクリート打ちっぱなしの瀟洒な一軒家の入り口には、今も“警視庁”と書かれた赤いコーンと、規制線の黄色いテープが打ち捨てられていた。

 歌舞伎界のスター市川猿之助(47)が一家心中を図ってから早5カ月。悲劇の舞台となった自宅2階のリビングでは、猿之助の母・延子さんの遺体が発見され、父・段四郎は搬送された病院で死亡が確認された。一命を取り留めた猿之助は7月、両親の自殺幇助の罪で起訴されている。

お裁きを静かに待っている

「保釈後は一時入院していたが、自宅付近で自転車に乗る姿が目撃されています。現在は初公判を待つ身です」(スポーツ紙記者)

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source : 週刊文春 2023年10月19日号