10月7日に開始されたパレスチナのイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃によって、中国外交は苦境に立たされている。
習近平体制下で、米国にとって代わり中東和平の主役たろうとする野心を持ってきた。今年3月にはサウジアラビアとイランとの関係正常化に成功。大国として存在感を強め、エネルギーも確保するという戦略は、着々と進んでいた。イスラエルとパレスチナ双方にも誼を通じ、悪くない関係を築いてきた。それが今回ばかりは仇となりつつある。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2023年10月26日号






お気に入り記事