一体、どこが適材適所の人事なのか。文科政務官、法務副大臣に続き、新たにトンデモ副大臣の存在が発覚した。“増税メガネ”と呼ばれる岸田首相から経済政策を委ねられたこの男。次から次へと「税」を巡る疑惑が――。

 

▶「俺はブレない」岸田 柿沢辞任前夜もすき焼き宴会
▶副大臣は税理士 年収2000万円も自社ビルは4回差押
▶パートナーが証言 大量の納付書、督促状の証拠写真
▶講習0% 税理士法違反疑惑、女性秘書を深夜に罵倒し…

 名古屋市中区の地下鉄駅近くに佇む、5階建ての白いオフィスビル。JR名古屋駅からは約4キロと好立地にもかかわらず、1〜3階のテナントはがら空きで、異様な静けさが漂っている。

 不動産登記簿によると、このビルは1987年に建てられた。コンピュータ関連企業が長らく所有していたが、2012年に「有限会社エヌケイソリューション(以下、エヌ社)」に所有権が渡っている。

 しかし、問題なのはここから。エヌ社がビルを購入した翌13年から昨年にかけ、名古屋市栄市税事務所から、実に4回もの土地・建物の差押を受けているのだ。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます

週刊文春電子版に超おトクな3年プラン59,400円が登場!月額プラン36ヵ月分と比べて19,800円、年額プラン3年分と比べて6,600円おトク!期間限定12月2日(月)まで!

キャンペーン終了まで

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

  • 3年プラン

    59,400円一括払い、3年更新

    1,650円/月

    オススメ!期間限定

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 1

  • 0

  • 0

source : 週刊文春 2023年11月16日号