暮れになると、いくつかのところからカレンダーをいただく。
大きな豪華なものもあるが、わりと嬉しいのが小さな卓上カレンダー。友人が昨年、宝塚のスターさんのものをくれた。それをテレビの横に置いて、いつも美しい姿を楽しんでいる。私が毎週通うバレエ・ヨガ(寝っころがって脚をバタバタさせるもの)の仲間は、熱狂的なヅカファンの集まり。そもそもどうしてこのヨガをみなで習い始めたかというと、いつか7人でラインダンスを踊りたいという願望によるものだ。ゆえにグループLINEの名称も「夢組」という。彼女たちはしょっちゅう、3、4人の単位で博多や本場宝塚の公演に出かける。
〇〇さんがどうした、△△さんの今度の公演見た?と、毎回毎回その話題がとびかう。宝塚にはあまり詳しくない私には、ちんぷんかんぷんだ。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2023年12月14日号