スタジオジブリを飛び出してアニメーション制作会社を設立。そしてこの度新作を発表したプロデューサーの西村さんに話を伺うと――大変だったジブリ時代の思い出、新スタジオ誕生の経緯まで赤裸々に語って下さいました。
(にしむらよしあき 映画プロデューサー。1977年生まれ。東京都出身。2002年スタジオジブリに入社。『かぐや姫の物語』(13年)『思い出のマーニー』(14年)のプロデューサーを務める。スタジオジブリを退社後、15年にスタジオポノックを設立。最新作『屋根裏のラジャー』が12月15日に全国公開。)
西村 僕、阿川さんをお見かけしたことがあるんですよ。
阿川 えっ、どこでですか?
西村 10年ほど前に新宿駅で。乗換えに迷われているようだったので話しかけようとしたら、何か思い付いた様子で去って行かれて。
阿川 お世話になればよかった(笑)。困ってる人には進んで声をかけるタイプなんですか?
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2023年12月21日号