岡田健史が水上恒司になった本音を初激白「芸能界にメスを」《「ブギウギ」趣里の最愛の人》

「週刊文春」編集部

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「やっぱり僕なりに戦ってきた」。かつて“岡田健史”だった青年はそう静かに、しかし力強く答えた。『ブギウギ』でヒロインの最愛の人を熱演する彼は一体、何と戦ってきたのか。その先にいま、何を見据えているのか。

「もし2度目があったとしたら、それは多分、僕が芸能界を引退する時なんだろうなと思います。それぐらい、やっぱり僕なりに戦ったことでもあって。別に僕の方が正義ということではないけど……もちろん、僕は正解だと信じて色々突き進んだ部分はありました。少なからず迷惑を被った方もいらっしゃいます。本当に、色んな立場の人たちのことを考えた時期でもあった。一方で、自分を守るってどういうことなんだろうっていうのも考えた。あれをきっかけに、今の僕があるっていう感じです」

 そう静かに、しかし力強く自らの“過去”を語ったのは、“岡田健史(けんし)”改め俳優の水上恒司(こうし、24)だ。

福岡出身で野球少年だった

 小誌先週号でも、9ページの大特集を組んだNHK連続テレビ小説『ブギウギ』。水上は、吉本興業がモデルとされる村山興業の御曹司・村山愛助を演じている。ヒロインの福来スズ子(趣里)の9歳下で、彼女の“最愛の人”となる重要な役どころだ。

学ラン姿で(『ブギウギ』のSNSより)

「スズ子の人生を喜劇として捉える視点が凄く大事にされていて。一見あまり辛くなさそうですけど、よくよく見たら『とんでもないぞ』っていう人生ですよね。でも、こんなことあったねって笑えるって、人として魅力がある。やっぱり日本人って“察して文化”でもあるから、自己顕示欲みたいなものがそんなにない。でも、『ブギウギ』はその自己顕示欲も出ている作品だと思っていて。だから面白いし、朝に観るに値する作品だと僕は思います」

 初登場の翌日となった12月12日放送の第52話では、偶然乗り合わせた列車で、スズ子が歌う「故郷」に愛助が感銘を受けるシーンがあった。

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source : 週刊文春 2023年12月28日号

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