最近ちょっとハマっているものがあるんです。ひとつは、スギ薬局で買える昔懐かしい甘さで大玉の飴玉。もうひとつはハーゲンダッツの「香ばしバタービスケット」という期間限定のアイスクリームです。
私は気に入ったものがあったら、その場にあるだけ買い占めるタイプなんで、特にアイスの方は冷凍庫がパンパンになるまで買ってます。実は今日も2つ食べました。
それで先日、ウチの近くのスーパーに行ったら、高齢の男性がえらい権幕で店員に怒鳴っているんですね。
そのおっさんが言うには「どうしてこの店はいつ来ても売り切れなんだ!」と。何を買いにきたのか知らんけど、そんなに怒ることかいな、これだから団塊の男は……と思って見ていたんですけど、ふと「ハーゲンダッツ買いにきたんちゃうやろな?」と気が付きまして。
まさかとは思いましたが、ハーゲンダッツだらけの自分のカゴをおっさんから見えないようにさりげなく隠して、何となくこそこそと会計を済ませて店を後にしました。
以来、アイスや飴玉が売り場に10個あったら、9個買って、1個は残しておくようにしています。
アイスも飴玉も人生と同じでナメすぎてはあきませんね。
Q
先日、20代後半の娘が交際相手を家に連れてきました。その人は娘より5つほど年上で、食品メーカーで働かれているとのことです。落ち着いた方ですごく印象も良かったのですが、一つ気掛かりなことがあって。娘とその男性はマッチングアプリを通じて出会ったというのです。娘は「彼との結婚も考えている。まだプロポーズはされてないけど」と言いますが、私はそんなアプリを通じて知り合った人のことが何となく信用できません。私の考えは時代遅れでしょうか。(58歳・女 埼玉県)
お母さんのお気持ちはよくわかります。私も最初に“マッチングアプリ”って聞いたときは、何と安っぽいと思いました。スマホでピコピコやったら彼氏ができました〜って、どこのゲームセンターや、とびっくりしました。
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source : 週刊文春 2024年2月8日号